現代アートの重鎮、村上隆キュレーションで復活開催!
コロナの影響で開催が延期されていた六本木アートナイトが約3年ぶりに復活。プレスリリースがあった後も本当に実施するのか不安でしたが、なんとか開催されてでホッと一安心です。
前回はコロナの影響で延期との連絡、今回は台風接近の影響でもしや中止するのではないかと主催者ではないのにドキドキしていました。
開催のテーマは「マジカル大冒険 この街で、アートの不思議を探せ!」ということで、無料配布されたガイドマップを片手に六本木をあちこち散策することができそう。
ガイドマップはスマホでも見ることできるのですが、画面が小さい…こういうときは紙媒体のほうが見やすくっていいですね。
まずは東京ミッドタウンの青空ドラえもんからスタート!
都営大江戸線の六本木駅からスタートしたところ、まずは身長4メートルのドラちゃんが東京ミッドタウンの入り口でお出迎えしてくれました。
小さな右手を上げて「アートナイトへようこそ〜いらっしゃい〜」と訪れる私達を出迎えているような表情はたまらないです。ドラえもんブルーの箇所が青空になっているデザインとなっています。ちょうど建物のシックな色合いをバックにとても際立って見えます。
集まっているファンは正面から激写している人が多いので、あえて後ろや横から激写しました。ドラちゃんをじっくり眺めるてみると、昔テレビでみた有名シーンが所々にあって見飽きません。
今回のドラえもんですが、FRPなどの素材でできた彫刻作品かと思っていましたが、モーターで空気を送り込み膨らましているバルーンでした。夏の砂浜でよく見るビーチボールみたいな感じでしょうか。
夕方以降はランタンのようにライトアップされるようなので楽しみ〜。
国立新美術館前にちょっとくすんだドラえもんが5体!
すぐ近くにある国立新美術館の前では、なんと5体のドラえもんがお出迎えしてくました。東京ミッドタウン前に設置のドラえもんと比べて一回り小さいサイズのバルーンです。
写真奥からMr.(ミスター)、大谷工作室、TENGAone、Kasing Lung、タカノ綾によるデザインでそれぞれに個性が光っています。なぜだかこちらのドラえもんたちはエイジングというか、全体的にくすんだ色合いになってるような気が…
ちょうど伺ったときに作家の撮影(雑誌の撮影?)が行われていてラッキーでした。皆さんご自身のドラえもんの前でポージングしての撮影会です。こちらもドラちゃん後ろにもしっかりデザインがあって、後ろ姿も見飽きませんね。
最後は六本木ヒルズにある特大サイズのドラえもん!
最後は10メートルもある巨大なドラえもんに会いに行きます。
ちょうどイベントスペースとなっているところにチョコンと座っています。このドラえもんのデザインは以前ユニクロで販売されたぬいぐるみを踏襲しているようです。周りにはかわいいサイズのドラえもんもいて可愛い。
ランタンのように光るドラえもんの広場で、村上隆と斬新なデザインした作家たちとのトークショーや鑑賞フリーのイベントが開催されていて、会場のボルテージは最高潮に!
野口量と伊豆牧子による《CANDY POP》という一輪車と新体操によるパフォーマンスは刺激的。サーカスのような場面がとても印象的でした。
コロナの影響もあり、今回のイベントはオールナイトでの実施ではなく残念。
トボトボと六本木駅に向かう途中にもドラえもんがいるとのことでドラスポットへ行くこととしました!写真取ると後ろの看板が必ずフレームに入るため、ルノアールと協賛しているのでは?と思ったりして。
ドラえもんがドロドロに溶けてるようなMADSAKIのデザインはちょっとお子様には激しすぎるかも…
ドラえもん以外の展示も見どころたくさん!
ドラえもん以外にも六本木に期間限定の展示があちこちにありました。
特に目立っていた作品は増田セバスチャンの花壇を彩るステッカーや交差点にトーテムポールのようにあるオブジェ。蛍光カラーがビシバシ目に飛び込んできます。
各所に展示されているドラえもんを見に行くことで、六本木の街に設置されているアートに触れたり、開催されている美術展を鑑賞したりとアート三昧の一日となりました。
今回はコロナの影響があって少々寂しかったような気がするけど参加することができて良かったです。来年は以前同様のオールナイトのイベント形式になりますように願うばかり。
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